キングストン発のレゲエ、ジャズのジャンルの垣根を飛び越えた不思議な音楽の小旅行。
ジャマイカのキングトン発、ジェイミー・サトフ、ラリー・ゲレナディア、クレイグ・サンティアゴの3名からなるのjazz trio" New Zion Trio"のデビューアルバム。デビューアルバム、と言えど個々のでの活動は古く特にベースのラリー・ゲレナディアはパット・メセニーのバンド等でも活躍するベーシストでその起用には驚かされる。アーティスト名から連想されるようないわゆるレゲエという音楽ではなく、北欧系を漂わす美しい旋律を奏でるピアノと存在感を放ち動くベース、そしてルーツ、ダブ、レゲエの雰囲気を漂わすリフ打ちのドラムがとても新鮮に感じる事ができるアルバムである。これぞ、ジャンルを越えた新しいジャズのスタイルの提案ともいえる音楽。是非とも一度体験してみてください。
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